トレードにおいて最も重要なのは、「環境認識」と「再現性のあるエントリー戦略」。
ですが多くのトレーダーが、本番のチャート上で試行錯誤を繰り返し、資金を減らしてから学んでいくのが現実です。
そんな中、無料で使えるチャートツール「TradingView」に、過去チャートでリアルトレードのような練習ができる『リプレイ(プレビュー)機能』があるのをご存知でしょうか?
この記事では、以下のポイントにフォーカスして解説していきます:
この記事でわかること
- 「リプレイ(プレビュー)機能」とは何か?
- なぜこの機能が環境認識に役立つのか?
- 実際の使い方(画像付き解説)
- FX、株初心者が“まずこれをやれ”という理由
- よくある疑問と注意点
実際に私のYouTube動画(こちら)でも手順を解説していますが、ブログ記事でもじっくり学べるよう、補足を加えながらお届けします。
リプレイ(プレビュー)機能とは?
TradingViewのリプレイ機能は、任意の日付を起点に「未来のチャートを隠して」ローソク足を再生できる機能です。
簡単に言うと、「未来が見えない状態で、自分の分析が通用するかを試す」ことができます。これはつまり、過去相場を使った“リアル模擬トレードができるということ。
なぜこれが重要なのか?
- ✅ 過去検証がリアルな感覚で行える
- ✅ エントリーポイント・損切り位置・利確水準の判断を練習できる
- ✅ 「検証せずにエントリーしてしまう」癖を直せる
- ✅ 自分の戦略が再現性のあるものかを客観視できる
この機能をうまく使うことで、“感覚トレード”から“論理的トレード”へ変われるんです。
実際の使い方(PC版)
以下はPCブラウザ版の操作手順です:
- TradingViewで表示したい通貨ペアのチャートを開く
- 画面上中央の「リプレイ」をクリック
- 表示される赤い縦線を、任意のローソク足に合わせてクリック
- その地点から右側の未来チャートが非表示になる
- バーの再生ボタンや手動操作でローソク足を進めながら、自分の判断を検証していく



実践ポイント:「環境認識→エントリー戦略」まで一貫させる
ただ再生するだけでは意味がありません。大事なのは、1本1本のローソク足が、どんな“地合いの中”で形成されているのかを把握することです。
私が動画でよく言っていることですが、トレードで勝つには「環境認識 → シナリオ → エントリー条件」という3段階を踏む必要があります。
リプレイ機能を使えば、この3段階を未来を知らない状態”で確認できるため、非常に効果的な練習になります。
どんな人におすすめ?
- トレード歴が浅く、自信が持てない方
- 自分の分析が機能しているのか確認したい方
- 感覚ではなく、論理的なトレードをしたい方
- 毎回違う判断をしてしまい、再現性に悩んでいる方
- トレード日記は書いているけど、検証の仕方が曖昧な方
⚠ 注意点と補足
- プレビュー機能はスマホアプリでは利用不可(2025年5月現在)
- TradingViewの無料プランでも利用可能(ただし機能制限あり)
- 1時間足・4時間足など複数の時間軸をまたぐ検証が特に効果的
- トレード戦略を“型化”するために、何度も検証を繰り返すことが大切
実際の使用例は動画でチェック!
私のYouTubeチャンネルでも、リプレイ機能の具体的な操作手順や使いどころを解説しています。
まとめ
リプレイ機能は、**トレード力を高めるための“唯一無二の無料ツール”**と言っても過言ではありません。
とくに環境認識や戦略構築に自信がない方は、まずこの機能で過去相場を何度も分析してみてください。
✔ 本番トレードの“勝率”と“再現性”が一気に高まるはずです。
コメント