2023年8月、ついに僕もビットコインを買ってみました。
とある出張帰りの新幹線の中で、スマホをポチポチしてました。
「仮想通貨なんて怖い」「いつ暴落するか分からない」「よく分からないから手を出せない」
そんなふうに感じていた僕が、なぜビットコインを買うに至ったのか。
そして、実際に買ってみてどうだったのか。
この記事では、仮想通貨初心者のリアルな視点で、その体験を正直にお伝えします。
「ビットコイン=怪しいもの」という先入観
正直、最初の印象は「怖い」「投機的」「ギャンブルみたい」でした。
- 一晩で何十%も値動きする
- ハッキングのリスクがある
- 国家が規制を強めているという報道もある
- そもそも“仮想通貨”って何?
そんなイメージばかりが頭にありました。
でもある日、ふとTwitterのタイムラインで流れてきたツイートに目が止まりました。
「2018年頃からビットコインを買い続けて、2021年に500万円利確し、脱サラしました!」
それを見て思ったんです。
「リスクはあるかもしれないけど、何もしないのもリスクじゃないか?」
このとき初めて、僕の中で“ビットコイン=怪しい”というイメージが、“ビットコイン=未来の可能性を秘めているもの”へと少しだけ変わりました。
購入までに立ちはだかった3つの壁
「よし、買ってみよう」と思ってから、すぐに買えたわけではありません。
初心者なりに、いくつかの壁を感じました。
取引所ってどこがいいの?
調べてみると、国内には複数の取引所があります。
- コインチェック
- bitFlyer
- GMOコイン・・・
それぞれに手数料や使いやすさ、取り扱い銘柄数が違っていて、「結局どれを選べばいいの?」状態に。
結局、僕は初心者に優しいUIの「コインチェック」を選びました。iPhoneのように、直感的なアプリ操作ができる点が決め手でした。

もちろん口座開設の本人確認がある
本人確認書類のアップロード、自撮り認証、SMS認証…。
1時間もあれば終わるんですが、「すぐ買いたい!」というテンションだったので、この数時間の待ち時間すら長く感じました。
ただ、スマホで完結しちゃうのでささっと片付けましょう。
金額はいくらから買うべき?
ビットコイン=1BTC=数百万円、というイメージが強かったんですが、実際は500円からでも買えると知って安心。毎日買っているコンビニ弁当を1食我慢するだけで買えます。
コンビニで浪費しているお金を使ってビットコインを買うことで、未来も変えられる可能性もあります。
「とりあえず買ってみるか〜」というノリで、最初は1万円分だけ購入してみることにしました。
いざ購入!その瞬間の感覚は…
スマホの画面で「買う」ボタンをタップした瞬間、正直ドキドキしました。
「今これ、本当に買えてるの?」
「なんかすぐ暴落しそう…」
「うわ、数秒で価格動いてる!」
そう、ビットコインって値動きがものすごく早いんです。
株とは比べものにならないくらい、秒単位で上下します。
でも、不思議なことに、買って数時間が経つと、その価格変動すら面白くなってきました。
「お、+200円になった」
「おっと、−300円か…」
そんなふうに、資産の動きを“実感できる”感覚が新鮮でした。
ビットコインを買って分かった6つのこと
FXと違って相場は24時間動いている
FXや株式市場は平日の日中だけですが、仮想通貨は土日も深夜も動き続けています。
これは面白くもあり、逆に四六時中気にしてしまうリスクもあります。睡眠不足には気をつけましょう。
販売所で買った時の手数料(スプレッド)が意外と大きい
特に「販売所」で買うと、買値と売値の差(スプレッド)が広いのが気になりました。
数%の差は当たり前なので、タイミングや取引所選びは重要です。基本的には取引所で売買するようにしましょう。
ブロックチェーンの存在が安心感になる
「なんで仮想通貨なんて信じられるの?」と思っていたんですが、ブロックチェーンという仕組みを調べるほど信頼性が増すようになりました。
改ざん不可能な技術。第三者を必要としない非中央集権。これは革新的。
実際に使える場面はまだ少ない
一部のECサイトや店舗では使えるとはいえ、日常生活で使うレベルではまだないのが正直な印象です。
でも「世界がインフレしていく中で、ビットコインは通貨の選択肢になりうる」と感じました。
“分からないままにしない”ことが大事
買ってみると、理解が一気に深まります。
チャートの見方、ウォレットとは何か、税金はどうなるのか…全部、「自分のお金が関わることで真剣に学ぶようになる」んです。
積み立て機能を使ってリスク分散ができる
毎日ビットコインを自動で購入できる夢のような機能があります。コインチェックの場合は、最低1万円の入金から始められます。
僕も使っていますが、かなり便利な機能です。毎日チャートを見て買い注文入れるの面倒じゃないですか。。。手間も省けてリスク分散できるなんて一石二鳥。
どうしてもビットコインの値動きが激しいので、毎日購入することでリスク分散できるのは初心者の方にもおすすめできる機能になります。
「どのタイミングで買えばいいんだろう・・・」と迷っている方は、積み立て機能で投資することをおすすめします。

その後の値動きと、僕なりの戦略
それから2年ほど経過しましたが、毎月3万円ほど積み立て投資を継続したり、暴落した時に10万円ほど突っ込むなどしてみました。
1万円から買い始めたビットコインは50万円ほど積み上げてきました。また、2年後に+5万円の含み益になりました。
「たったそれだけ?」と思うかもしれません。
でも僕にとっては、「お金が働いてくれている感覚」が大きな収穫でした。
今後の戦略としては、以下を考えています:
- 毎月3万円を積立を継続(ドルコスト平均法)
- 短期トレードはしない。5年以上の長期保有を前提
- 勉強ノートとしてブログやXに記録していく
仮想通貨はボラティリティが激しいので、当然元本元割れリスクもあります。でも、リスクとどう向き合うか、という姿勢が問われる投資対象だと感じました。
リスクはやや大きいものの、ビットコインは過去に1万円程度だったものの、2025年現在では1,500万円まで価値が上昇しています。投資していることで、資産が勝手に増えていく可能性を秘めているので、持っていて損はないですし、何より夢がありますよね。
僕はビットコインを継続していくつもりです。
「買ってみないと分からない」って本当だった
今回、僕が実際にビットコインを買ってみて分かったのは、“知識”と“実体験”の間には大きなギャップがあるということです。
- 本で学ぶだけでは感じられないリアルな値動き
- お金を動かすことで初めて見える心理的な波
- “資産を持つ”という感覚の変化
これらは、買ってみないと絶対に分かりません。
そして思いました。
これは「ギャンブル」じゃない。
正しく知識を持ち、リスクを理解し、管理することで、未来に備える一つの手段になり得ると。
まとめ|「買ってみた」は、始まりの合図だった
「ビットコインを買ってみた」ことで、僕の投資人生に新しいページが加わりました。
まだまだ勉強中。知らないこともたくさん。
でも、自分の資産に対する考え方や、未来のお金の在り方に対する視野が広がったことは間違いありません。
このブログを読んで、「ちょっと気になってた」「自分もやってみたいな」と思った人がいたら、まずは少額から試してみることをおすすめします。
500円でもいい。
一歩踏み出すことで、見える世界が変わります。
仮想通貨は決して怪しいものではありません。
それは、これからの時代において「選択肢の一つ」として真剣に向き合うべき存在です。
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