はじめに
「どこで入ればいいのか分からない」
「利益が出ても、どこで決済すればいいのか迷う」
これはFX初心者が必ず直面する悩みです。
チャート分析ができても、エントリーとエグジットのルールが曖昧だと結局は負けてしまいます。
本記事では、初心者がまず押さえるべき エントリーとエグジットの基本ルール を分かりやすく解説します。
「感覚」ではなく「ルール」で取引する習慣をつけましょう。
FXにおける「エントリー」と「エグジット」
- エントリー(Entry):新規でポジションを持つこと(買いまたは売り)
- エグジット(Exit):保有しているポジションを決済すること(利確または損切り)
👉 この2つを正しく行うことで「小さな損失・大きな利益」を積み重ねられます。
逆に、ルールが曖昧だと「大きな損失・小さな利益」に陥りやすいのです。
エントリーの基本ルール
1. トレンドに逆らわない
初心者の最大の失敗は「逆張り」です。
上昇トレンドで売る、下降トレンドで買うといった行為は高確率で負けます。
👉 基本ルールは 「トレンドに従う」。
上昇トレンドでは押し目買い、下降トレンドでは戻り売りを狙います。
2. 根拠のあるポイントで入る
「なんとなく」ではなく、チャートの根拠に基づいて入ることが大切です。
代表的なエントリーポイントは次の通り:
- サポートラインで反発 → 買いエントリー
- レジスタンスラインで反発 → 売りエントリー
- 移動平均線(20MA)にタッチして反発 → トレンド継続狙い
- 高値更新・安値更新 → ブレイク狙い
👉 「根拠が2つ以上重なる場所」で入るのが理想です。
3. エントリー前に損切り位置を決める
「どこで入るか」よりも「どこで切るか」が重要です。
エントリー前に必ず損切りラインを設定しておきましょう。
例:
- サポートラインで買う → サポートを明確に割ったら損切り
- レジスタンスで売る → レジスタンスを上抜けたら損切り
👉 これを決めないまま入ると「ズルズル含み損」になります。
エグジット(決済)の基本ルール
1. 損切り(ロスカット)は必ず行う
初心者が最もやりがちなのは「損切りできない」ことです。
「そのうち戻るだろう」と思って放置すると、大きな損失につながります。
👉 損切りの鉄則は 「小さく負けて生き残る」。
2. 利確は目標を決めてから
「まだ伸びるかも」と欲張ると、結局戻されて利益がなくなることが多いです。
利確ポイントの例:
- 損切りの2倍の値幅で利確(リスクリワード比 1:2)
- 前回の高値・安値で利確
- 移動平均線に戻ったら利確
👉 利益は「計画的に確保」することが大切です。
3. トレーリングストップを活用する
トレーリングストップとは、利益が伸びるにつれて損切り位置を動かす方法です。
例:
- 買いポジションで+30pipsの利益 → 損切りを建値に移動(負けゼロ化)
- +50pipsの利益 → 損切りを+20pipsに移動(利益確保しつつ伸ばす)
👉 「伸ばすときは伸ばし、守るときは守る」ために有効な手法です。
エントリーとエグジットの組み合わせ例
ケース1:押し目買い
- 上昇トレンドを確認
- 移動平均線20MAで反発 → エントリー
- 損切り:直近安値の下
- 利確:損切り幅の2倍、または前回高値
ケース2:戻り売り
- 下降トレンドを確認
- レジスタンスラインで反発 → エントリー
- 損切り:直近高値の上
- 利確:サポートラインまで
👉 このように「シナリオを立ててから入る」のが鉄則です。
初心者がやりがちな失敗
- 直感やニュースで飛び乗る
- 損切りを置かずに放置
- 含み益が出るとすぐに利確してしまう
- 損失は放置して拡大させる
👉 FXで勝ち続ける人と負け続ける人の差は「ルールを守れるかどうか」です。
ルール作りのステップ
- 自分のトレードスタイルを決める(スキャル/デイトレ/スイング)
- エントリー条件を明確化(例:20MA反発で入る)
- 損切り基準を固定(例:直近安値・高値を超えたら)
- 利確基準を固定(例:RR比1:2、または直近の抵抗ライン)
- 毎回トレード日誌をつけて検証
👉 「トレード日誌」は習慣にすると学習効果が爆上がりします。
コーチング課題(読者用ワーク)
今日の課題は次の3つです。
- チャートを開き、直近のトレードチャンスを探し「エントリーポイント」「損切りポイント」「利確ポイント」を書き出す
- もしエントリーしていたらどうなったか、シミュレーションする
- その内容をノートにまとめて「ルール通りにできたか」をチェック
👉 これを毎日繰り返すと、トレードの精度がどんどん上がります。
まとめ
- FXは「入る場所」と「出る場所」をルール化するのが鉄則
- エントリーはトレンドに従い、根拠が重なるポイントで
- エグジットは必ず損切りを設定し、利確目標を決めておく
- トレーリングストップを活用して利益を伸ばす
- 成功のカギは「感情ではなくルールに従う」こと
次のSTEPへ
次は【STEP5:トレード手法を組み立てる】です。
ここでは、これまで学んだ「資金管理・チャート分析・エントリーとエグジット」を統合し、あなた専用のトレードルール を作っていきます。
👉 次へ進む:STEP5 トレード手法の組み立て(執筆中なので少々お待ちを!)